GEYSER大学生

コミュ障大学生が、金と女を「geyser=噴出」させる話。

新宿マンション奢ラレヤー系キャバ嬢ゴジラ連れ出し

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酔っていたようだ。

 

 

「こんな酔っ払いでごめんね?」

 

 

確かに、彼女の顔をまじまじと見つめると頬が少し赤らんでいた。

いつもの自分なら、すぐに気付くレベルだろう。

しかしこの時は言われるまで気付かなかった。

目を合わせるだけで精一杯だった。

相手を観察する余裕がなかった。

 

 

それだけ、自分好みの女だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日も新宿。

前々からお会いしたかったナンパ師の方々と少しだけお話できてテンションも上がっていた。やはり新規合流は良い刺激を貰える。

しかし、地蔵トークをするために1時間以上かけて来たわけではない。

声かけに集中するために3丁目へ移動。

 

 

明らかに可愛い子とすれ違った。

ゆっくりとUターンして後を追う。

アクセシブルラグジュアリーブランドのリュックを背負っている。それをオープナーとして採用した。

 

 

爆オープン。

 

 

自分のファッションが刺さった。やはり流行に敏感な夜系の子には刺さる。

それにしても可愛い。

ぱっちり二重。おっぱいもそれなりにある。CよりのDぐらいかな?

 

並行トークしながら話を聞くと

・さっきまで客飲みしていた

・20分後にとある場所で男と待ち合わせをしている

・今日もめちゃくちゃナンパされた自慢

・21歳キャバ嬢

・太客のきもいIT社長に新宿のマンションの家賃全部払ってもらってる

 

本当に実在したんだ、こういう奢られ子。笑

爆オープンしたのは、待ち合わせまでの20分という半端な時間をどう潰そうか迷っていたからだろう。

ラッキーすぎた。

 

「待ち合わせ場所の近くまで歩いていいですか?」

「かまわんよ、どこで待ち合わせなの?」

「ここずっとまっすぐ行って〜〜〜左です!」(訳のわからん道の連続)

「待ち合わせ場所のクセ強すぎじゃない?」

「ww まあいろいろあるんですよw」

 

結局大体の場所しか教えてくれないし、なんでそんな場所で待ち合わせなのか?謎が残る。

 

 

奢られ子、途中で迷子になる。

とりあえずそこらへんのベンチに座る。

さすがに持ち時間20分での即は困難を極める。食い付きを極限まで高めて連絡先を交換し、次回のアポに繋げることが求められる局面だ。

しかしここでガイザーは.....

 

 

 

 

 

 

 

ゲットを諦めた!!!

 

ナンパ師としてあるまじき行為。笑

でも、いける気がしなかった。

だって顔見るだけでソワソワするし。笑

せっかくだし楽しく話せればそれで良いかなと純粋に思ってしまっていた。

 

 

 

これが功を奏した。

 

可愛すぎるが故にしていた緊張が、一気に解けた。

だって別にゲットしなくてもいいからね?

肩の荷が一気に下りた感覚。自然体で振る舞えるようになった。

スト高キャバ嬢とはいえ、中身は普通の女だなってことに気付いた。

本質は変わらない。 

 

 

これから会う男について深堀りしていくと、彼氏ではなく友達以上恋人未満の存在に近いらしい。

奢られ子はその男に対して「付き合いたい!彼女にしてほしい!」という感情を持っているが、それは叶わぬ願いだということを男の態度からひしひしと感じ取っているようだ。

 

「彼女にして欲しい願望はあるけど、それをぶつけてしまったら”重い女”だと思われたり、嫌われたりするんじゃないかって怖いんだよな。」

「そうなの.....」

「自分の感情を押し殺してでも一緒にいたい。あーでもやっぱり気持ちを伝えたい....っていう葛藤の連続だよね笑」

「そうそう!本当にそうなの!わかってるね〜♩!」

 

奢られ子は分かりやすい。

ごく稀にクリティカルヒットが決まると、「わかってるね〜♩!」と言ってくれる。笑

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対峙会話で女の子の闇を深堀る際、この"分かってる感"をどれだけ体現できるかがキーポイントになる。

いきなり闇を探ろうとしても、 「なんでお前にそんなこと言わなきゃいけないの?」 と思われるのがオチ。

話しても理解してくれなさそう、分かってくれなさそうな人に悩みを打ち明けようとは思わないはずだ。

 

話を引き出しながら、「わかってるね〜♩!」と言わせることにフォーカスを当てる。

 

しかし相手はキャバ嬢だ。やはり一筋縄ではいかない。

奢られ子の内面を引き出したいのに、すぐにこっちに話を振ってくる。

会話のスポットライトを奢られ子に当てても、いつの間にかまた自分が照らされている。

全て跳ね返される。

 

エンドレス・ディメンション・ウォール。

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深堀りしづらすぎるwww

 

 

このカードから分かるのは、さっきまで客飲みしてたからか知らないが営業モードが抜けきっていないということ。気を遣われているということ。言い合える関係が完全には構築できていないということ。

ディメンション・ウォールを毎回発動してくるとはいえども、ちゃんと質問には答えてくれる。そこでしっかり"分かってる感"を体現しつつ、相手からの跳ね返しは全てユーモアで流す作戦に出る。

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この作戦がワーク。

だんだん相手からのプットが増えてきて、罠の発動が疎かになっている。イイ感じ。

 

そしてこのタイミングで、奢られ子にLINEが。

これから会う予定の男からだ。

「50分ぐらい遅れる」とのこと!

 

あれ、即の可能性見えてきた???

すかさずゴジラ打診!!!!

 

全く諦めてなかったw

 

  

いつものようにゴジラを眺めた後、コンビニでピノを買う。

ネカフェ打診しようとするも、先に「あそこのベンチで座りましょ!」

やられた!

 

 

・日曜日の21時ぐらいだったので経験則からネカフェ入っても満室で40分ぐらい待たされることが目に見えていた

ゴジラからさっきの待ち合わせ場所付近まで結構遠い

・即れるほどの食い付きはまだない

 

(うーーん、まあいいか^^)

 

 

あ、すぐ諦めた。

 

 

ベンチに座り、気を取り直して和み直す。

 

・キャバクラに来る痛い客の悪共有

→勘違いS野郎、ボキャ貧、金遣いが悪いなど

逆に好印象の客は、「褒めてくれて金遣いがいい人♡」

客を恋愛対象として見たことは一度たりともないらしい。やはり客として出会ってしまうと厳しいのだろうか?

 

・思ったことをすぐポロリしてしまう

→思ってることが無意識に口から出てきてしまうのでそれが原因でお客さんからチェンジされたり帰られたりすることが多いらしい笑

「例えば?」

「オモシロイ顔ですね!」とかかな」

いや絶対ダメだろwwww

「どんな顔だったん?」

「水族館にいそうな」

チョウチンアンコウ的な?笑」

「そうそうそう!wwwわかってるね〜♩!

 

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(あかん変なとこでクリティカルヒット出してもうた.....)

 

散々いじった後に「素直すぎるんだね? 」とリフレミーングフォローしてあげる優しいガイザー。これ些細なことだけど意外と大事な気がする!

 

・友達が少ない。腹黒女と思われている。高校時代所属していたアーティスティックな部活動も人間関係の問題で1年でやめてしまった

→次回要深堀り

 

・趣味が金稼ぎしかない。家に札束を飾ってるらしい。貯金100万以上。。。世界が違う

 

・新宿マンションの家賃払ってくれてるきもいおっさんIT社長が、家賃おごってるのをいいことに頻繁に部屋に侵入してきて、1時間に1回の頻度でチューをおねだりされる。それがストレスすぎて全然家帰ってない。笑

→悍ましさの塊。。。やはり金より先にモテを解決すべきだな。

 

 

 

「そろそろさっきのとこ向かう!一緒にゆっくり歩いてこ?」

と打診され、まったりと待ち合わせ場所へ向かい並行トーク

 

ここでやっとこれから会いに行く男の正体が発覚。

その男は勤めてるキャバクラの店長。(もちろんバレたらやばいやつ)

そして待ち合わせ場所は某有名ホテル。

 

 まさかの店長との直ホアポ!!!

 

だからあんな変な場所向かってたのか。店長凄腕だな笑

 

 

奢られ子は、酔っているからなのか?

やけに距離感が近い。あえてこっちから距離をとってみる。

すると道中、奢られ子から妙なオファー。

 

 

「腕組んで歩いてもいいですか....?」

 

 

 

 

 

 ????????

 

 

 

「なんでや笑」

反射的に雑に断るw

 

 

歩いてる道がスカウトうじゃうじゃいるような道だったから、厄介な知り合いでもいるのか?とかも考えたがそういう訳でもないようだ。何これ?

 

「え....?人生で初めて振られた。。。。ショック。。」

ガチで凹み出したぞ。何これ?

 

「私嫌われてます?何がダメだったのか教えてください。顔?性格?今後の参考にしたいんで....」

 

いやそれ敗北が確定したナンパ師がやりがちなやつ!!!

俺もたまにやるやつ!ちょっと親近感湧くわ笑

 

 

いつの間にか完全に主導権を掌握していた。

"引き"の力をまた思い知らされた。

特に奢られ子みたいなルックルの良いキャバ嬢は普段から褒め媚び倒されてるだろうから、より有効だったのかなと。

 

 

完全に刺せた感触を感じた。

 

 

放流するギリギリまでLINE打診を焦らした。

あわよくば向こうから打診してこないかな?と思っていたが突き放しすぎたか。

さすがに向こうからは打診してこなかったので仕方なくこちらから打診。

「ID検索できる?俺打ち込むわ。ID早打ち検定1級持ってるし」

そして自分で「イケメンですね!!!」と打ち込むきゃりーさんのルーティン。

最後に強烈なインパクト残せるしファーストメッセージもルーティン化できるのでお気に入り。

 

 

 

去り際。

 

「今日は話しかけてくれてありがとうございました!〜〜〜〜〜〜〜で楽しかったです。今度飲み連れてってくださいね !!」

 

奢られ子から学ぶことは多い。

別れ際にこんなに長々と丁寧に気持ちを伝えてくれる女の子は初めて見た。

最後の印象がどれだけ大事かを彼女は知っているのだろう。終わりよければ全てなんちゃら。

 

(...どこまでが本心だ?)と冷めきった心でしかそれを受け取れない自分に少し嫌気が差した。

 

「急に他人行儀だな笑 まあ今日は楽しんでな!ありがとう^^」

 

 

放流。

 

帰り道、返信が来た。

 

 

 

素直に嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

そして今日ついに!

 

LINEメンテ死ぬほど下手くそだったけど、

 

・即アポ打診

・加点を狙いに行こうとせず減点をされない無難な立ち回り。スモールベースボール

・「来週は○、△、◇のうち、どれか1つなら空けられるよ」と日程の選択肢を減らさずに"どれか1つ"と挟むことでアポ成約率を維持しながらも、暇人感・非モテ感を中和できるチバさんのルーティーン

 

この3点セット意識したらちょっとはマシになった気がする。

先人たちの知恵に感謝。

 

 

果たして自分はこのレベルの女の子を準即できるのか?

そもそもドタキャンされずにアポレルのか???(これが一番心配w)

 

気を引き締めていきます!

 

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!